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戦歴16:10月7日〜8日(愛媛三次試験)

10月7日

10月7日は、妹の誕生日。
そういや、数年前には、今年の妹の誕生日には社会人として
なにかプレゼントを買ってやろうと考えていたが、
その計画も今となっては、かなわぬものとなってしまっています。


10月7日、僕は愛媛大学の三次試験(最終)のために、出発しました。
そして、これが今年は最後の遠征になります。
(ほか、全部落ちたから。)


なぜか、今回は飛行機にしました。
JALで、羽田〜松山が16000円くらいでいけるということを知ったので。
ちなみに新幹線だと、たしか余裕で20000円くらい?
加えて、飛行時間が1時間!
新幹線経由だと7時間。

これは、飛行機を選んでおくべきでしょう。

泊まったホテルは松山市駅から徒歩5分くらいのSホテル。
ここは選ぶべきではなかった。
あまりよくなかった。





 

10月 8日


愛媛大学の三次試験は

  • 個人面接(自己PR)

  • 集団面接

の二つになります。

個人面接が午前中、集団面接が午後でした。

個人面接の自己PRの内容は自由です。
自分は、卒業論文についての発表と、自分が医療においてなにができるかを
発表しました。

発表10分、その後5人の試験官と討論が20分、計30分になります。


僕の専門は、経済です。
大学4年間で経済を学びました。
学んだ経済を医療の現場で生かしていきたいというのが、僕の夢ではありますが、
医療と経済は、実に仲が悪い。
協調しあえば、とてもすばらしい結果をもたらすものであると思われるのに、

医療側から見た経済学者は
「金のことばかり考えて、患者をみない不道徳なやつ」

経済側から見た医療従事者は
「採算度外視で、目の前の患者さえ救っていればいいと思っている偽善者」

多少、デフォルメですが、このような考えが根本にあるのです。

ですから、僕のような社会経験のない若造が、
「経済学と医学の協調を」と、自己PRしたところで、
なかなか相手にしてもらえないというのが実情。

しかも、僕は初対面の人と会うとき、
または自分が正しいと思って、発表するときは
発言の調子が、厳しく、喧嘩腰になるらしい。
(これは、試験後に知ったのだが。)

高得点は期待できないかもしれません。




午後は、その日集められた6人の受験生で集団討論をします。
ちなみに、3次まで残ったのは18人。
7日、8日、9日に6人ずつ分けて試験を行います。


6人での討論で、まわりに4人の試験官がその様子を見ています。
見るだけで、参加はしてきません。

与えられた題は「医師に求められる資質」
これについて1時間30分にわたり、6人で討論です。

僕らの組は、控え室でもなかなかよい雰囲気であり
(初対面が無愛想な僕を除き)
討論は、非常に盛り上がりました。
誰かをけなす、スケープゴートになる、などということはなく、
非常に協力的に、6人で討論し、最後に結論をまとめるところまで
これたと思います。

集団の中に入れば、僕は柔和な幹事役に徹することができるキャラなので、
受験者と試験官に対しての第一印象の悪さは、解消されたようです。



これが、6人全員の点数になるのか、
個人の点数になるのかは、知りませんが、
前者ならば、かなりの高得点を期待できるのではないかと思います。





以上で、愛媛大学の試験はおわりになります。


そのあと、ここは点数にはなりません、と前置きした上で、
試験についての感想を求められました。

一通り、感想を述べたあとは、試験官と受験者が、
求められる医療のカタチとはなんだろうということについての雑談になりました。
22歳の僕から、37歳の受験者、60代と思われる白髪の教授も対等に話し、
とても、フレンドリーでかつ、問題意識が高いという内容の濃い雑談でした。



愛媛大学は今年が、医学部学士編入学の第一期生の募集だったのです。
もちろん受験者側も手探りですが、
大学側もかなり手探りで、しかも大変な苦労をなさった様子でした。

それでも、新しい医療のカタチを求めていこうとする愛媛大学の精神、
特に、まだ、ただの入学希望者である僕らにも
「医療は必ず患者さんに還元するべきものなのだ。
基礎医学と臨床医学はその垣根をできるかぎり低くしていかねばならない」
という学部長の熱き言葉には、少なからず感動しました。



*********************

ということで、今年の挑戦はここまでになります。
さて、結果はどうなることやら・・・。







 

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