僕が医師になるまでの72ヶ月。
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僕が医師になるまでの72ヶ月。2009_12

09_12/16◇冷めたチャーハン



夕方。学生用のラウンジで小児科の勉強をしていたら、
ポケットの呼び出し用PHSが鳴って、あわてて出る。
「10分後に救急車がくるらしいので、救急外来まで来てください。」
「わかりました。」


もちろん、僕は学生なので、救急外来に呼ばれたところで、
担当の先生が忙しく仕事をしている様を、見学しているだけ。
見学するために呼び出されただけ。
ということで、今回僕がお世話になっている実習先は、
小児科、小児救急。
何かと話題の、この分野です。



呼び出されたのが夕方で、この時間帯は「救急・時間外受付」になります。
時間外受付を担当している先生は、
全体でみればまぁ、ちゃんと頭数はいるのだが、
小児科を専門にしている先生は、2人。


最初に来たのは、おなかが痛いという3歳の女の子。
前日に、近くの病院でヘルニアの手術を受けたが、
次の日になっても、歩けない、おなかが痛いと泣き叫ぶとのこと。
傷から感染を起こしたか?ヘルニアの手術で、イレウスって起こすのか?
小児救急当直担当医は、色々、可能性を考えながら、
ゆっくりとやさしく診察していく。

結局、傷が痛くて動かなかったから、
おなかの動きも悪くなって、ひどく便秘を起こしただけだった。


それからも患者さん、ひっきりなし。
発疹が出た、熱が出た、せきが止まらない、耳が痛い・・・



小児救急の患者さんの大半の訴えは、大したことない病気。
夕方来る必要もない、明日の朝まで待っていても、
全然平気。
それが大量に押し寄せてくる。

仕事の半分は、育児の相談みたいなもんだ。って医者は言う。
でも、その中に、見逃すと本当に大変なことになる病気が隠れている。
それを見つける小児救急は、大変。
でもやりがいはあるんだろうな。
患者さんは、泣き叫ぶだけで、
詳しいこと話せないし、親は心配して小さなことでも連れてきちゃうし。
でも、子供をあやしながら、時に親をなだめながら、
ひとつひとつ考え、検査し、診断をつけ、対処していく。


やっと夕飯にありつけたのは、夜21時半。
店屋物を注文し、もう何時間も前に届いて、すっかり冷めたチャーハン。
そして24分だけあった夕飯の時間は、
救急車からの呼び出しで突然終わりをつげ、また救急外来へ走っていく。


09_12/30◇今年も一年ありがとうございました。



今年が平成20年度だと勘違いしたまま、363日過ごしていました。
どうもこんばんは、直基です。



さてさて、2009年の1年間が終わろうとしている今日12月30日。
ここのところ、毎年、年末はテスト前なわけであって、
街に出たりなんかせず、街の喧騒から年末を感じることはなくなりました。

でも、時たまある忘年会に顔を出すために、外に出て、
「おぉ、いつの間にかまた寒くなった」と感じるのが、恒例行事になりつつあります。



今年の一大イベントは何だっただろう。
・夏の大会
・トライアスロン初参加
・ishimichi.net実は7年目突入。

色々あるけれど、やっぱり年間通してのポリクリという体験だろうと思います。
まだ終わってないけれど。
臨床の現場に立つということは、すごいことで、
やっぱり考えさせられることも多いし、自分の勉強できていないんだなという感じ、
ふがいないとかそうゆうレベルにまったく立てる前の何者でもないこの感じ。

でも、これから頑張ろうという、この気持ち。
一大イベントですね。





そんなこんなで、今年も一年間ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。













 

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