僕が医師になるまでの72ヶ月。
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僕が医師になるまでの72ヶ月。2011_03

11_03/06◇最近の毎日


どうも、お久しぶりです。直基です。

試験が終わって、なんともいえず宙ぶらりんな毎日を過ごしております。
合格を前提として、4月から難しくなるであろうことやろうと思い、
色々と計画を実行中です。
今のところやったものは、

旅行
→沖縄に行ってまいりました。天気微妙でありましたが、楽しんできました。

歯医者
→歯石をとりつつ、歯茎をいじめる毎日であります。

部屋の片づけ
→引っ越しをするので、色々整理中です。

体を鍛える。
→自転車の大会に出てきました。




これからやるものは、

高校の友達と旧交を温める
→酒です。

後輩との親睦を深める
→酒です。

クラスメイトとの別れを惜しむ
→酒です。

バンド仲間との
→酒です。

・かn
→酒です。

→酒です。

→酒です。



要するに酒な毎日です。



11_03/18◇医師国家試験、合格。


「僕が医師になるまでの72カ月」と題して、日記を書き始め、
71か月と18日が過ぎました。

短かったような、長かったような気がしますが、
この期間中、波はあったものの、ずっと医者や医学について、
ある一定以上の興味とモチベーションを保ち続けて来られたと思っています。


そして、本日、医師国家試験を合格し、
また無事卒業し、晴れて社会への一歩を踏み出すこととなりました。

このサイトをご覧いただいたみなさん、
メッセージをくれたみなさん、
友人、家族、まわりの全ての方のご支援があって、
ここまで来ることができました。
ありがとうございました。



僕は、今日、誕生した世界一未熟な医師の一人です。



僕が、高校を受験するときには、
地下鉄サリン事件、阪神大震災が起きました。
前の大学を卒業する半年前には、9.11アメリカ同時多発テロが、
今の大学に入学するときには福知山線の脱線事故、
今の大学を卒業する時には、3.11東北関東大震災が、
起きました。

節目、節目のときに、人災、天災が起きて、
世の中が混沌とし、悲しみにあふれる中で、
世界の大きさ、自分の無力さと、焦燥を感じることが、
多かったと思います。

そのたびに、自分のゆく道を、より厳しく、より明確に、
心に問いかけ、そして迷いながらも答えをだして
進んできたつもりです。

これから、少しでもはやく、
少しでも確実に、
社会に貢献できる人間に成長しなければという
身の引き締まる思いでいっぱいです。


これからも、この未熟な僕を、暖かくも厳しい目で
見守っていただければ、
間違った時には、叱っていただければ、
こんなにうれしいことはありません。


71か月と18日間のお付き合い、ありがとうございました。


村瀬直基

11_03/27◇僕が医師になるまでの72カ月 まとめ

なにをしていたかを中心にまとめてみます。

1年生
医学部には医学部専門の予備校もあるし、
医療のコミュニティはすでに少し形がある。
親が医者ならば、なにかしらの前情報がある。
そんな中に、なんにも分からず突入。
右も左も分からず。
勉強の内容は、生物学、物理学、生化学を中心に心理学、医療文化論など。
高校生物の範囲とかぶることも多々。
部活動に入り、体も鍛える。
医者には体力も必要というのが名目だったが、鍛え過ぎ。
夏の大会で真黒に焼ける。


2年生
勉強の内容は、医学に近くなる。
生物学の続き、解剖学、組織学、発生学、生理学、微生物学など。
特に、解剖、微生物などは、高校の範囲は完全に脱出。
部活動はなかなか大変な時期。
夏の大会で真黒に焼ける。


3年生
勉強の内容は、医学が中心になってくる。
病理学、寄生虫学、薬理学などなど。
そして臨床医学にも突入。
内科、外科というくくりというよりは、臓器別に勉強をする。
呼吸器系、循環器系、脳神経系など、重要なところからスタート。
部活動で中心を担いはじめる時期。
夏の大会で真黒に焼ける。


4年生
勉強の内容は、臨床医学を継続。
腎臓やアレルギーなどの重要なところの続きに加え、
産婦人科や小児科など、準メジャーな範囲へ。
さらに、いわゆるマイナーなところもスタート。
整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻科などなど。
部活は4年生が主役です。
一番大変な時期。
夏の大会で真黒に焼ける。


5年生
一年かけて、臨床実習。
今まで勉強していた内容をもとに、
実際に大学病院の患者さんをみて、勉強させてもらうというスタイル。
実習自体は、体力もいるし、忙しいけれど、
すごく勉強になった。
部活は、今までとは逆の立場で、大会の運営を担うことに!
これがとてつもなく大変だった。
そしてトライアスロンを始めてしまう。
秋の大会で真黒に焼ける。


6年生
国家試験一色の一年。
医師免許をとらねばなににもなれんというプレッシャーのもと、
とりあえず、国家試験を通るための勉強をしていたという感じがする。
勉強はもちろんするけれど、自分のペースで、タイムマネジメントをしっかりすれば、
自分の時間は結構とれる。
自分の時間は、主に運動、トライアスロン。
夏の信州サイクリングで真黒に焼ける。


そしてこの試験のために、6年間を過ごしたともいえる国家試験。(レポートはこちら
そして合格(こちら

以上、良く学び、良く運動した6年間でした。



最後に、今こそ、自分がずっと昔から思っていた疑問に、
自ら答えることとしよう。

Q1.文系でも医者になれるか。


答えは、Yes


入学試験は理系であるものの、入学した後は、「理系」であることは
そこまで必要とされない。
だから、文系で医学部を目指す人も、大丈夫。
入学試験だけ、なんとか頑張ってください!

Q.2 たかだか6年間勉強しただけで、「医者」として、「先生」とよばれていいものか



答えはYesでありNo



6年間一生懸命やってきたから、それなりの自信はある。
しかし、はっきり言って医者としてなにかできるかといえば、やっぱりまだ
なにもできない。
だから、6年間勉強しただけで「先生」と呼ばれるような存在になれたかというと、
NOです。
しかし、これから「医者」として見られ、「先生」と呼んでもらえるような
人になるべく、がんばっていかねばならない。
呼んでいい?と聞かれたら、
「呼んでください、それに見合うように頑張っていきます」
と答える。だからYesでもある。


 








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