異端医学生のぶつぶつ医療コラム。

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異端医学生のぶつぶつ医療コラム。
NO.5 医学部6年間は、短いか、長いか。(08_04/01)



医学教育はご存知のとおり、6年間あります。

人によって、感じ方は色々だと思うのですが、中の人としては、
短くない?と感じます。


ある意味、恐怖を感じているのです。





どんどんすすむ医学
あらゆる分野の最先端を全て知っている必要はないけれど、
常識とされる治療法だって、どんどん変わっていきます。

この果てしない、知識の海を果たして乗り越えて行けるのだろうか、
ものすごく心配なのです。





そして、知識の面だけではありません。
今、医者に求められていることは、
さらに高度になる知識と、一方でとても普通なことをあたりまえにこなすことを両立させるというバランス感覚だと思うのです。


たとえば、あなたは本当に自分の悩みを打ち明けられる人が、周りにどれだけいますか?
その人を本当に信頼して、自分の弱いところも見せられる、そんな人。

そして、そんな人と、そんな関係になるのに、どれだけの時間と言葉と、時に葛藤を乗り越えてきましたか?

医学は、いま、単純に病気を治すだけでなく、
生命の倫理や、その人の生活の価値観を取り巻いた、全人的なものとして、受け止められつつあります。患者さんと、その悩みや問題点について、お互い、深い理解と共通認識をもたねば、満足する医療へとはたどり着けないのです。

医師は、来る患者さん全てに、本当に自分の悩みを打ち明けられる信頼できる人にならないといけないのです。
それには、どれだけの時間と努力がいるでしょうか。


さて、話はもどって、この肥大した「医学」や「医療」の概念、
さらに、 医学をとりまく問題や知っておいたほうがいいことは、
いままでの「 医学」を越え始めて、 社会学、倫理、経済、経営、 言語学、情報処理、

学生時代に学ぶべきものは、変わってきて当然のはず。
増えて当然のはず。







ということで、こう思うのです。「医学部6年間ってどうなんだろう。」







個人的な話をすれば、僕は、自分で言うのもなんだが、まじめに勉強してる。

遅れて入ったから、 回り道したから、 って、言われたくないから。
それで「いい医者」になれるかは、わからないけれど、
とりあえず、今できることをすべてやる
やったほうがいいことを探し出して、すべてやっている。


すると、同考えても時間が足りないのです。
もう、結局全てをやろうということ自体が無理なんだろうか。
そんな気になるのです。


で、たどりつく、結論は
6年間で身につけるべきは、
「 医者としての最低限の知識」と、
「 医者として、一生勉強を続けていく生活習慣」だろう。

6年間で、叩き込みます。

 

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