異端医学生のぶつぶつ医療コラム。

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異端医学生のぶつぶつ医療コラム。
NO.7 医学部6年生が考えていること(10_07/30日記より抜粋)


2010年度現在の制度では、
一般的な医学部6年生の学生最後の夏の関心事は
以下のこととなります。


<1.卒業試験の勉強。>
学校によって異なりますが、これをクリアしないとまず
いろんなことが始まらない(というか終われない)わけです。

ということで、がんばっております。


このままでいいのか「医学部大量留年」問題
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/opinion/orgnl/201007/516152.html
こんなことを言っている方もいらっしゃるようです。

要するに、医学部に国から出る補助金は、国家試験の合格率でラインが引かれるらしいんですわ。
つまり、合格率が高い大学はご褒美がもらえて、
低い大学はもっと医者をいっぱい作るように、がんばると。

ここでの、落とし穴は、合格「率」であること。
つまりは、「率」を上げるためには、分母を減らせばいいわけで、
国家試験に受からなそうな学生は、卒業させないというなんとも、
非道いことをやる大学もあるとかないとか。

ちなみに、うちの大学は良性、留年する人は少なめです。
だから国家試験合格率も高くはないけどね。



<2.マッチング試験やら、病院見学やら>
マッチング試験というのは、簡単にいうと就職試験です。
卒業した学生は、来春からどこかの病院に研修医として勤めます。

研修医を受け入れるだけの、キャパがあり認定されている病院ならば、
基本的にはどこに行ってもOKです。

なので、学生としては規模、施設、研修内容、給料、立地など
ごまんとある病院を比較しながら、悩むことになります。

で、やっぱり人気のある病院と不人気な病院が出てきてしまうのです。
そこで不公平のないように、お見合いシステムを国が作ってまして、
それがマッチングシステムというのです。

学生側は行きたい病院を順番に記入、
病院側は欲しい学生を順番に記入、
国がお見合いさせて、ほら、みんなハッピー。みたいな感じでしょうか。

学生側は病院を選ぶのに、色々な手段を講じます。
ネットやパンフレットや、病院説明会、病院見学などなど。
気合いを入れれば、いくらでも調べられます。
(たくさんの病院調べちゃうと、迷うことになるだけという罠もあり)
では、病院側としては、どうやって欲しい学生を選ぶか。
→結局試験を課すしかない。

ということで、この夏に、あちこちで試験が行われているわけですね。
もちろん、勉強の試験だけではなく、
人間性を重視(頭のデキは度外視?)している病院は、面接だけだったりします。





<M3.国家試験の勉強。>
そして、6年生の重大関心事といえばやはり、国家試験なわけです。
模試があったり、講習があったりと
いわゆる受験生の夏なのです。
日焼けって何?ってな感じがデフォルト。

のはずですが、今、僕はT度熱傷の日焼けにさいなまれております。
その理由はまた今度。



 

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